コラム3
SMグラビアの愉しみ方3 昭和SMグラビア七不思議


さて、SMグラビアを長年集めていると、いろいろな疑問にぶち当たります。
1970年末から80年中頃がSM雑誌の最盛期と思います。SMクラブ、SMマニア、SMセレクト、SMフェニックス、SM奇譚、SMコレクター、ミステリー&サスペンスマガジンといった雑誌が本屋の店頭に並べられ、一種独特の雰囲気を作っていました。当然、ひとりのモデルがいろいろなモデルが掛け持ちで登場。当時はアダルトビデオがまだなく、モデルも全国的に認知された名前を持つまでには至りませんでした。例えば島田とも子はSMセレクトでのモデル名。SMマニアに登場したときは嶋野裕子となっていました。
島田とも子の場合は、ロリータ的容姿から両誌ともセーラー服ものグラビアが掲載されていたため、一目で同一人物とわかります。しかし、衣装や化粧が変わると女性も感じが変わるため、雑誌Aに登場した花子さんが雑誌Bの良子さんと同一人物に見えぬ場合があります。また、読者の思い入れもあり、太田智子と小泉こずえが同一人物と思っている人もけっこうあります(絶対、別人です)。
同一人物か別人かはっきりわかる場合のほうがもちろん多いのですが、大の大人が、大勢で何年も考えてもわからない問題もあります。
例えば

その1
雪代典子と真行寺薫は同一人物か?

左が雪代典子、右が真行寺薫です。
雪代典子は81年頃のSMセレクトに登場。濡木先生の撮影同行記では「着やせするタイプ」で「おとなしい印象」だったそうです。このグラビアではラビアを洗濯バサミで閉じられる責めをされています。この撮影で彼女は涙を流して痛がったとのこと。何でも洗濯バサミでラビアを広げられるよりも閉じられるほうが痛いとのことです。
右の真行寺薫も同じく82年頃のSMクラブに登場しました。同一人物にも見えますが、身体の線が少しくずれているように思います。また、日焼けあとが目立ちます。さらに真行寺薫のほうが、バタ臭い感じもします。
したがって、同一人物に見えるが、同一人物とは決定しがたいという微妙な状況が四半世紀以上続いています。
この問題は、拙サイトのSMマニア掲示板、パイパン3世さん、Boodooさん、それぞれの掲示板で数度議論されました。しかし、今のところ結論は出ていません。まぁ、本人に聞くのが一番なんでしょうけど。

【現段階での検証】
現段階では、ふたりが別人だという決定的な証拠は出ていません。今のところ、同一人物説が大勢を占めるようです。

その2
山下由美子はいつから山下由美子か?

以下、常連のマンボウさんの書き込みです。
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「山下由美子」の呼称について 2007/01/17/22:18:39 No.941
この掲示板でも好評の「山下由美子」の名前についてのコメントです。
実は、マンボウはこのモデルさんの名前が、「山下由美子」と記載された資料を一度も見たことがありません。
「山下由美子」という名前のモデルさんであるという事が、言われだしたのはごく最近のことのようで、それまでは、氏名不詳の、コレクター系で1976年ごろから79年ごろまで活躍したモデルさんでした。
それが最近、「山下由美子」という名前ですっかり定着してしまいました。
マンボウの持っている資料で名前が確認できるのは、
SM奇譚 昭和51年7月号  妖しい夜の告白 モデル・山下まゆみ
SM奇譚 昭和51年9月号  折檻部屋 モデル・山下まゆみ
などで、少なくともサン出版系では、「山下由美子」ではなく、「山下まゆみ」で一貫しているようです。
(同じサン出版のSMコレクターは、モデル名が表示されていないのでわかりません) だからといって、彼女が「山下由美子」の名前で出演したことがないという証拠はありませんし、可能性は否定できません。
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ほんと、いつから山下由美子なんでしょうね?

【現段階での検証】
現在までのところ、山下由美子を決定付ける証拠は出てきていません。
もしかしたら、本当に正しいのは山下由美子ではなく、山下まゆみかもしれません。誰かが、掲示板で、山下まゆみを間違えて山下由美子あるいは、山下ゆみ子と記述し、それがそのまま一人歩きして、いつの間にか、山下由美子となってしまった可能性も否定できません。
例えば、篠本かとみですが、最近まで篠原かとみと多くの人が記述していました。これは西村が最初に篠本ではなく、篠原と間違えて記述してしまったのが、原因です。


その3
寺山久美の主演ビデオは存在するのか?

数多くのグラビアに登場した寺山久美ですが、ロマンポルノにもピンク映画にも出演していません。もともとは寺山修司主宰の天井桟敷に所属していたことより、演技力はあると思います。したがい、彼女の映像がないというのは少し不思議な感じもします。
アニマさんが発見された「花嫁人形」の広告の女優が寺山久美に見えますが、確信が持てません。どなたか見られた方、ぜひ掲示板に書き込みくださいませ。

【現段階での検証】
この記事をアップした後、森美貴さんから次のようなメールを頂きました。森美貴さんは1980年初頭にSMグラビアモデルとして、多くの雑誌を賑わしました。
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森美貴と申します。HPを拝見し、懐かしい記事を読みまして、ご連絡した次第です。
>「花嫁人形」の主演者は寺山久美ではなく森美貴である可能性のほうがはるかに高い。
という記述ですが、
可能性が高いではなく、出演しているのは私、森美貴です。
また、覗かせていただきますのでよろしくお願いします。w
森美貴
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なお、森美貴さんは現在もまだ、中村京子、田代葉子、早乙女宏美さんたちと交流があるとのこと。
往年のSMモデルの消息がわかるというのもそれはそれでうれしいことですが、いずれにせよ、「花嫁人形」は寺山久美の主演作であるという可能性は消えました。


その4
SMグラビアの中に「心霊写真」はまぎれていないか?

この世の中には何十万枚というSMグラビアが存在します。であれば、その中に「心霊写真」もまぐれている可能性もあります。
SMグラビアの撮影場所は独特の雰囲気があると思います。その雰囲気にあの世のSM好きの人の魂が迷い込み、写ってしまうということも、ありえないことではないような気がします。
マンボウさんから、長谷圭子の「嘆きの天使」に不思議なものが映っているとの情報を頂きました。8枚組グラビアの7枚目の右下。その拡大も貼っておきます。
お時間ある方、お手元のSMグラビアをチェックしてみてください。浣腸器の中に人の顔とか写っていないでしょうか?













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