新作情報550「SUPER JUICY AWABI 〜anothers V〜 」(Baby Entertainment) 主演:大沢佑香 監督:坂本鳴緒
(寸評)イカセモノの傑作。大沢佑香の魅力がいっぱい。

突然ですが、いいSMビデオの条件についておさらいしたいと思います。

○主演女優が良いこと。美人だけではだめ。反応が良いことが条件であるが、自然であり、わざとらしくないこと。いかにもマゾ女でござい的な女優もだめ。
○ヒロインの凌辱前(あるいは調教前)のギャップがよく表現されていること。清純→淫乱、抵抗→従順という過程の表現が重要。
○男優がうるさすぎないこと。ただし、全編、黙っているというのも味気ないかも。
○責めに工夫があること。バイブ、鞭、蝋燭、浣腸のSMの四大神器だけでは物足りない。

といったところでしょうか。

7年前に企画した「20世紀SMビデオベスト」の上位作品は、以上の条件が満たされていますが、最近のSMビデオでは、あまりお目にかかっていません。
今回紹介する作品「SUPER JUICY AWABI 〜anothers V〜(快楽地獄ポルチオエステサロン) 」は、ひさびさに条件を満たした作品です。

(女優の条件)
主演は大沢佑香。単体女優ですが、多くの企画モノにも主演。けっこう根性のある女優さんと思います。顔立ちもきれいで、10人のうち8人以上は美人評価する器量と思います。日本人とトルコ人のハーフ。冒頭、大沢が舞台に上がるシーンでは、制服から伸びた脚がとても美しいと思いました。
反応も自然で、感じまいとする様子→感じてしまう→淫乱という過程を見事に演技しています。淫乱になるとよだれを垂らすというのも、嗜虐的です。

ビデオは弟がある組織に悪事をはたらき、それを助けるために淫乱イカセショーに出演させられる女子高生(大沢佑香)の悲劇を描きます。

(設定の条件)
Baby Entertainmentは自前の拷問マシーンを使い、女優をイカセるレーベルの中では最右翼ですが、意外に脚本に凝っているようです。冒頭、大沢を舞台に上がらせ、舞台横に縛られた弟を置き、辻丸耕平が弟の悪事を説明し、大沢がショーに出なかったらどいうことになるかを楽しそうに説明します。その際、舞台の周りには10名程度の観客を置くなど、なかなか凝っています。
「ショーに出ます」と受諾せざるをえなくなった大沢の表情がうまいと思いました。

(ギャップの条件)
最初舞台に出た大沢は非常に上品な感じがします。数名の女性エステシャンから身体をマッサージされ、感じまいと悶える姿は清楚さが残っていて、嗜虐的です。電気マッサージ責めでは、涙を流し悶えまくり、電気低周波責めでは、自ら「イックー」と号泣し、最後のファックシーンでは、よだれを流して悦びます。
清純→淫乱、抵抗→従順の過程が、これほど表現された作品も稀と思います。

(男優の条件)
男優はおなじみの辻丸耕平。20年ほど前、九鬼に「口中暴力」というシリーズがありました。これは女優の口中に大量の糸ミミズを入れるという超怪作ですが、男優が辻丸でした。「こんなことされて、田舎のご両親やお友達が見たら、なんと思うんだろうねぇ」と、女優にとっては一番聞きたくないようなことを言葉なぶりに使うなど、一種の天才です。
この作品でも存在感を押し出し、全編殆どしゃべりまくりですが、意外にうるさくありません。これは、ショーのMCという役割を完璧にこなしているという結果と思います。

(責めの条件)
責め具は、女性エステシャンの指、女性のポルチオという性感帯を責める責め師の指、電気マッサージ、パールローター、電気責め具、張型付き電気ドリルと数々登場します。ただし、鞭といった苦痛責めはありませんが、こちらは他の作品に譲りましょう。

以上、なかなかの傑作です。パッケージを良いと思ったら必見です。


    (2008年10月アップ)


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