新作情報545「インモラル天使 一の瀬さくら」(コレクト)主演:一の瀬さくら 監督:黒威寿
(寸評)シネマジックの中では平均の出来。上品な縛り。苦痛責めがないのが残念。

日本にいるときは、年間、数百本のSMビデオを見ていました。海外にいる現在、数百本までは行きませんが、インターネットによるダウンロードのおかげで100本以上のSMビデオを見ています。SMビデオを見始めたのは25年前で年間平均200本のビデオを視聴しているとすると、今までに、5000本前後のSMビデオを見ていることになります。人間の記憶力は限られていますので、殆どのビデオの内容は忘れてしまっています。ものすごい傑作や、モニターを壊したくなるようなタコビデオだと覚えていますが、平凡な作品がこの「殆ど」の作品に該当します。

で、前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介する作品は、ストーリー、女優、責め、どれをとっても平均的な作品であります。ストーリーは練られていないけど、こんなものかなという感じ、女優さんもまぁかわいいけど、さほど印象に残らないというような感じ、責めもまぁこんなものかなぁといった作品です。

ストーリーは借金が嵩んだ養父(平本一穂)のために、変態叔父(栗原良)から凌辱を受ける女子高生(一の瀬さくら)の受難と養父との情事を描くというものです。ストーリーは陳腐ですが、男優の演技が上手いため、作品を壊していません。ラストは非常にありがちなものです。まぁ、こういうラストにしてくれると、こちらは一応安心してしまいます(笑)。

主演の一の瀬さくらはまぁまぁの器量。縛られているときの表情が良い女優さんだと思いますが、ファックシーンの表情がいまひとつのような気もします。お勉強ができるかわいいお嬢さんといった雰囲気の女優さんですが、逆に言えば、色気が少し足りないかもしれません。

責めの内容も、鼻責め、フェラチオ、バイブ責め、軽いスパンキング、緊縛放置、電マ責め、緊縛ファックとありふれた内容です。ただし、ひとつひとつのシーンは悪くはありません。特に、バイブ責めではわざとらしい嬌声もなく、落ち着いたシーンとなっています。

縛りは荊子。大げさでない、品のある縄がけと思いました。ただ、ごてごての緊縛マニアには不満が残るかもしれません。

結論を言えば、4000円出してDVDを買ったとしても、一の瀬が好みであれば、損をしたという気にはならないレベルの作品であります。



    (2008年8月アップ)


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