新作情報388「龍蛇の緊縛慕情16」(月光)主演:藤森かおり 監督:不明

藤森かおりという女優さんは、ちょっと品の良さそうで案外整った美人顔だと思いますし、極端な巨乳じゃありませんが均整の取れた良いスタイルだと思います。
バストなんかも良い形をしていると思います。
だた年齢の割に良く言えば落ち着いた感じ、悪く言えばちょっと老け顔とも言えるでしょう。
以前の蛇縛でも人妻役でしたが、本作品でも人妻の設定です。
少し気になるのは蛇縛では比較的品の良い若妻の雰囲気が良く出ていましたが、今回はどうも人妻に見えません。
水商売風に見えてしまうあたりが、ちょっとどうかなとは思います。
ストーリーとしては使用人(森山龍二)がいつも奥様(藤森)から手酷い仕打ちを受けていて、出入りのクリーニング屋(速水健二)を手伝わせてその仕返しをするといった龍蛇お得意の単純なものです。
因みに速水は「洗濯屋のケンちゃん」という設定で笑わせてくれます。
イントロの藤森が下着一枚になって森山に着替えを手伝わせるシーン等には少し無理があるものの、台詞がまあまあ上手いので一応高慢な女主人といったシチュエーションはある程度伝わってきたかと思います。
(1)夜遅く帰宅した藤森を気絶させて青色スーツのまま後ろ手胸縛りで緊縛します。徐々にスーツを脱がしていく間に意識を取り戻した藤森をハサミで脅しながら服を切り刻んでいきます。同時に森山はいつも「豚」と罵倒されている台詞をそのまま返して「お前は豚に何されてるか分かるか?」等と罵りながらバイブで弄びます。
この後、強制フェラ、ファックシーンと続きますが、ここでの怯える藤森の演技は、それほど悪くないと思いました。
(2)赤いドレスを着せられて片方の乳房だけを露出されられて、後ろ手縛りで椅子に開脚で座らせられて顔面嬲りとなります。
素手、綿棒、鼻フックを使って責められますが、私は顔責めがちょっと苦手なのでノーコメントです。フックはきつめで結構思いきり引き上げられていると思います。
(3)太い円柱に両手を吊り上げられたうえで、開脚で縛り付けられます。
ここでは下着は一切無しで赤いガウンの前をはだけさせられ、赤いボールギャグを噛まされます。
筆とローターで責められ、藤森は涎と鼻水を思い切り垂らしたまま絶頂を迎えます。まあまあのシーンですが、森山がベトベトになった藤森の顔を舐めるシーンは止めて欲しいと思いました。
(4)全裸にされてカニ縛りでロウソク責めになります。責められる前の藤森の顔は綺麗だと思いましたが、肝心の責められている間の反応が棒読み気味の「熱い、熱い」だけなのがすこし興醒めでした。蝋は乳房を中心にして涙を流すまで全身にたっぷり垂らされます。
絵的にはそれ程悪くないですが、反応が今一つである事は否めないと思います。
この後、縄を解かれてバックからロウソク、バイブで責められながらのフェラというお約束のシーンになります。
(5)もう一度赤いガウンを着せられて、ボールギャグ付きで後ろ手に緊縛されて吊り下げられてクリップ責めになります。顔面、乳房、腹部と挟み付けられていきますが、残念だったのは顔に先に付けてしまったために表情がほとんど分からない事です。少し残念なシーンでしょう。
(6)クリップを残したままで鞭打ちになります。途中で顔のクリップは外され、藤森は涎と涙と鼻水で顔を汚しながらお尻を中心にして鞭で打たれます。鞭は比較的きつめだと思いますが、途中までガウン越しに打たれているのが玉に瑕です。
ラスト近くになってガウンの裾を捲り上げられて鞭で打たれますが、序盤の鞭のシーンが中途半端な感じになってしまったのは残念な事です。

藤森かおりという人は良く言えば反応が抑えめ、悪く言えばリアクションが少ない方だと思いますので、少し乗り切れないところはあります。
余裕なのか反応が無いのかは少し判断に苦しみますが、過剰なオーバーアクションよりは良いような気もします。
演技力としては台詞自体はそれほど下手じゃない事を考慮して、学芸会レベルの中程度と判断しました。
作品全体としては責めでのシーンの反応が少し鈍い事もあって松竹梅の竹の下程度とさせていただきました。
藤森ファンなら見ても良いかと思いますが、それ以外の方は見ても見なくても損はないんじゃないかといった程度の煮え切らない作品でした。

 

   (以上 隅田川さん 2003年6月)