新作情報375「絶対服従File04」(ゴーゴーズ)主演:湯川えり 監督:不明
お薦めとは言いがたいですが、面白い作品でした。女優をいじめるだけという単純な作品ですが、演出がしっかりしていて、見応えがあります。また、湯川えりという人気単体女優を起用したことも成功の要因のひとつでしょう。
プロフィールは「1981年11月4日生まれ、T156/B90/W56/H85/S23.5、出身地:東京都、血液型A、趣味:カラオケ」。ピンク映画にも数本出演していて、実績を伴った演技力があると思います。美人ではありませんが、いじめたくなるようなタイプで、この手の作品にはなくてはならぬ女優でしょう。他にSM作品がないのが不思議です。
この作品は「スパンキング」「メス犬調教」「水責め」「監禁」「包帯責め」「クリップ責め」の6つのパートに分かれます。
〇スパンキング
二本線(!)の夏服のセーラー服の湯川が椅子に座っています。教師が登場すると、湯川は姿勢を正します。湯川は何かそそうをして、教師に折檻をされるという設定です。教師は湯川のスカートをまくり、お尻にスパンキングを加えます。湯川の泣き声は良く、つかみの良いファーストシーンと思います。湯川のセリフは「許してください」「勘弁してください」「痛い」等、数種類しかありません。ただ、この数種類のセリフを湯川は見事に使いこなしています。
スパンキングは教師の平手により、かなり強くなされ、パンティの上からでもお尻が真っ赤になるほど打たれます。
湯川は涙を流しながら、「やめてください」と哀願しますが、教師は容赦なくスパンキングを加えます。パンティを脱がし、スパンキングを続けるうちに湯川の号泣の声は高くなってきます。英国のスパンキングビデオを見たことがありますが、それに近いものがありました。
〇メス犬調教
責め手がハンディカメラを持ち、湯川を撮影します。すなわち、責め手と視聴者の視点が一致します。リビングルームの入口にパンティ1枚の湯川が立っています。男が入るように命令すると、湯川は歩いて男の方(カメラの方)に近づきます。「犬が2本足で歩くか、四つん這いになれ」と叱責すると湯川は「ごめんなさい」と謝り、四つん這いで歩いてきます。以下、その調子で湯川への調教が進みます。設定としては、湯川は男の飼っていた愛犬をひき逃げしてしまったということになっています。
多くのビデオでメス犬調教シーンが扱われていますが、たいていの場合、プレイ性が重視され、飼主と犬の間はなぁなぁの関係になってしまい、退屈なシーンとなってしまう場合が多いと思います。しかし、このシーンでは両者の間に緊張関係が成立しており、シーンに迫力をもたらしています。例えば、男が湯川に「お手」を強制するシーンがありますが、そのときの湯川の表情がすばらしいと思いました。涙をうかべ、本気にいやがる様子を上手に表現しています。
また、男も湯川が命令を忠実に実行しないため、苛立つ様子をセリフの中で表現しており、シーンを面白くしています。
命令を実行しない湯川のお尻に、男は容赦無くスパンキングを加えます。湯川は涙を流しながらシーンの間、哀願を続けます。リアリティがありました。秀逸なのは「外にでるぞ」と行ったときの湯川のいやがる表情と、命令に逆らった湯川の乳房を鷲づかみにして、責めるシーンでした。ただ、最後のドッグフードを押しつけるシーンは正視できませんでした。
〇水責め
Tシャツ、ピンクのミニスカートの湯川を風呂場に連れて行っての水責めです。まずシャワーで、乳房や性器を責めたあと、頭をバスタブに沈めます。このシーンでも、湯川は「やめてください」「許してください」「もうしません」を繰り返しますが、そのセリフの言い回しと、男の責めから逃れようとする演技(?)に迫真性があります。
頭をバスタブに沈めるシーンでは湯川の頭と同時にカメラも沈められ、湯川が水中で苦しむ表情が映し出されます。
こういう撮影は初めてではないでしょうか?時間的にも長く、水責めファンは必見のシーンになっていると思います。
〇監禁
ひとり住まいの看護婦、湯川えりのマンションに男が忍び込み、凌辱をくわえるという設定です。超ミニのナース服姿の湯川を後ろ手に拘束し、指やバイブで性器を責めます。湯川の反応がよく、興奮できるシーンとなっています。
ただ、暗闇という設定で、おそらく赤外線カメラのような特殊な撮影となっているため、画面が白黒になっています。
これは視聴者の趣味で、評価が分かれると思いますが、私個人としては妙なリアリティが生まれたと思いました。
バイブは先端にライトがついていて、その光に淫靡さを感じました。最後はファック、顔射でこのシーンは終わります。
〇包帯責め
頭部負傷、右腕骨折でミイラ状態になった湯川をバイブで責めるというシーンです。負傷しているというのは、もちろん、ビデオの中の設定だけですが、責め手が右腕や頭部を押えると、湯川は苦痛のため絶叫します。この絶叫にリアリティがあり、本当に負傷しているのではという錯覚に陥ってしまいました。バイブでイカされるときの嬌声も良いですが、この設定そのものが好きになれませんでした。最後に病院食を無理矢理食わせるというシーンも趣味が悪いと思ってしまいました。
〇クリップ責め
AVの中でしか見たことがないようなピンクのメード服の湯川を立ち縛りで大の字に拘束してのクリップ責め。このシーンでも湯川は例のセリフを繰り返しています。最初は舌、続いて乳房、性器にクリップを装着してゆきます。
湯川は涙でぐっしょりになりますが、ここまで既に湯川の涙に対して免疫ができてしまっているので、もはや興奮できませんでした。しかし、続くファックシーンは出色の出来でした。
ファックは普通の正常位ですが、中盤を過ぎたころ、男は湯川の乳房にクリップを装着してゆきます。クリップを見せられたときの湯川の怯える表情、装着されたときの絶叫、そして最後の断末魔。。。クリップ責めファンは必見のシーンと思いました。
冒頭に「お薦めとは言いがたい」と書いたのは、この作品は正統的なSM作品ではなく、かなり趣味が偏っていると思われたからです。ただし、丁寧に作られているのと、女優の演技が良いので、見応えのある作品に出来あがっています。高橋孝英的作品の好きな方には、お薦めかもしれません。また、湯川えりは本格SMには出ていないようなので、彼女のファンは必見でしょう。ただ、個人的にはあの乳輪の大きさは苦手です。
(以上 2003年3月アップ)