新作情報351「喪服奴隷22」(コレクト)主演:梶田さくら 監督:石川欣
新作情報343で梶田さくら主演の「背徳淑女10」を紹介しましたが、それより少し前に作られた「喪服奴隷シリーズ」の22作目です。責めとしては「背徳淑女10」より落ちますが、梶田さくらの魅力が良く出た作品と思います。ただ、ストレートな責めのお好きな方は少し苛々するかもしれません。私も、実を言うと苛々しました(笑)。
作品は1000万円の借金を残して逝った夫の葬儀の日、未亡人(梶田さくら)と金貸し(日比野達郎)のSMプレイを描きます。借りた金は身体で返せ的設定で、つかみは非常に良いと思いました。特に冒頭、黒いストッキングに包まれた梶田の脚、梶田の喉が映り、「早く、 早くしてください」というのは葬式の日、金貸しの生贄となってしまう女の諦めみたいなものが感じられます。それに対する日比野のセリフ「そんなに急ぐことはないだろう」というのも蛇の生殺しのようで、大変良い冒頭シーンと思いました。最初の20分以上、日比野は梶田に借金をネタに土下座、靴舐め、犬の散歩、ストリップ等を強要します。この間、縄は登場しません。梶田の演技がそれなりに良いので、一応SM的シーンが完成されています。
縄が登場してからの責めの内容は
1)着衣で後ろ手上下胸縄縛りで緊縛された梶田の着衣緊縛シーン。縛られるとき、梶田は「こんなことまで。。。」と訴えます。このシーンも良いですね。
2)下半身を丸だしにされ、縄で膣内に挿入されたバイブを固定されてのスパンキング。梶田の喘ぎ声がなかなかそそりますが、梶田の喘ぎ声が高くなったあたりでシーンが変わります。結局、梶田のイクところは見られず、不満を覚えました。
3)梶田の乳房、お尻がアップで映し出され、日比野が指で食い込ませたり、スパンキングを加えます。この間、梶田の表情はあまり映らず、若干フェチ的シーンとなっています。
4)前手を縛られた梶田と日比野のファックシーン。梶田の反応は色っぽく、並み以上のファックシーンと思います。
フィニッシュの後はお決まりの痙攣シーンもあります。
5)蝋燭責め。蝋燭を見せると梶田は「それだけは止めて」と哀願します。「俺はやさしいから」と日比野は氷水を垂らしながら、蝋燭責めを行います。これは並みのシーンでした。梶田の反応がいまひとつというところでしょうか。
6)上手吊り立ち縛りにされた梶田は「トイレに行かせて」と哀願します。日比野は梶田の足を広げさせ、その間に夫の遺影を置きます。梶田は夫の遺影に失禁してしまいます。
7)再び梶田の日比野のファックシーン。上になったり、下になったりとSMビデオとしては濃いファックシーンでした。
以上、アダルトビデオに少し毛の生えたソフトSMビデオと見れば、さほど悪い作品ではありません。ただ、SMビデオファンには「責めがいつ始まるか」「何だ、もう終わりか」というストレスがたまります。これも「ビッグネーム主演のSMビデオはタコ」という法則が少しあてはまる作品でした。
なお、最後にどんでん返しがありますが、これも少しトホホな感じがしました。「ボンデージウォリアーズ」でもどんでん返しがありましたが、石川欣監督は結構どんでん返しが好きなのでしょうね。
(2002年11月アップ)