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昨年の開幕とはうって変わって、桜もまだ３分咲きで空気も冷たい中で行われた第２戦。

デビルズは最多勝投手・伊藤、セインツは南雲の先発でゲームスタート。

先取点をあげたのはデビルズだったが、セインツ大塚の本塁打をはじめ、長距離砲ユニット(レッド・ボルケイノ)が機能したセインツが、すぐさま逆転。

４回にはデビルズが連打で同点まで追い上げるが、セインツは１人少ない９人での守備を何とか凌ぎきる。アカデミー参加の小林選手のプレーも、初心者とは思えない素晴らしい動きでこの日の勝利をアシストした。

７回には再び大塚が試合を決定付ける長打を放ち、この試合６打点の荒稼ぎ。最終回は中村がストッパーとして登板し、ノーヒットに抑える見事なピッチングを魅せ、セインツが逃げ切った。

逆転・逆転・再逆転と、ゲームの流れを最後に掴んだセインツが、対戦成績を１勝１敗に戻した。

青山球場の新しい砂入り人工芝の感触に両チームとも最初は戸惑い気味であったが、以前より格段にクッション性の良い芝の感触を確かめていた。

この日も試合前の準備がスムーズに進んだため、ゲーム進行(攻守交替時)にやや時間が掛かってしまいそうになっても「まだもう１イニングできるのでは？」と思える時間の残り方だった。今後とも試合前の準備がスムーズに出来れば、試合時間を多く取れるので各チーム選手の協力をお願いします。